ナショナルミニマムとセーフティネットの違い
最低生活保障の機能
ナショナル・ミニマム
- イギリスのナショナル・ミニマムという考え方が日本でも導入された
- 国家による最低限の生活を保障する機能
- これが引き下がる=最低限度の生活レベルが下がることを意味する
セーフティネット
- これは自由競争に敗れて生活できなくなった人や、障害や高齢などのために自由競争に参加 できない人に対して、最低の生活保障をしっかりと確保していこうとするものです。
- 近年では最低生活の保証という考え方から少しづらした
- セーフティ・ネットは、国家が保障すべき・最低生活の維持という考え方が非常に弱いと言われている
- セーフティ・ネットという言葉からは、国家責任、最低生活保障、また、憲法第25条との関係もみることができない
- そういう意味では、ナショナル・ミニマムの方が権利性はあるというふうに言える